NHK あさイチ 「JAPA-NAVI 新潟・三条市」

給食に牛乳は必要か!?給食

番組を見た市民から、怒りの声!!

 「ごはんに牛乳が合わない。」誰が言い出したか分からないことが「そういう声が大きくなり」という奇妙な事態になり、とうとう、「牛乳を給食から試験的に外す・・・・」

マスコミの全面で得意げに宣言したのが國定勇人三条市長。

 全国放送で大きな話題になり「牛乳市長」と言われて一躍有名になりました。しかし、三条市では、実際は「ドリンクタイム」という奇妙な形で子供たちは牛乳を飲んでいます。

 牛乳を一時停止して、煮干し粉味噌汁だの、ふりかけだのとやってはみたものの、それではカルシュームがどうしても足りない。

子供たちも、保護者も、校長会も、牛乳を給食から外すことには猛反対。

 全国報道でしきりにテレビに映っていた國定市長は、反対の声が大きくなり、市議会で追求されると、いつの間にか、「自分は教育委員会の方針に賛同する立場・・・」と、マスコミに出てくる回数が減りましたが・・・・・・・

  とうとう反対の声には勝てず…しかし、市長のメンツをつぶすこともできない教育委員会が市長の振り上げたこぶしの落としどころとして考えた???苦肉の策が物笑いになった「ドリンクタイム」だったのです。

 牛乳を給食と切り離すという「ドリンクタイム」は校長の裁量で教育活動の何処に設定するかは自由とのことです。三条市内小中合わせて30校のうち、29校は給食直後にドリンクタイムを設定。つまり、 

○給食が終わった直後に牛乳を飲む「おあずけパターン」は、29校。

〇「5時間目が始まる前」は、児童数111人の下田地区の長沢小学校ただ1校。

 NHKは教育委員会から紹介された、その1校長沢小学校を取材しただけで、ドリンクタイムが効果あり!!好評!!と全国放送したから三条市民はびっくりポン。怒りの声があがったのです。

○5時間目が始まる前に牛乳飲ませたら、落ち着いて5時間目の授業に入ることができた。 この理由は????・・牛乳のせい?????

○スキー授業の後に飲ませたら、喉が渇いていて子供たちは喜んだ。児童数が100人ちょっとの学校では自由自在にできるのかもしれませんが・・・・大規模校ではこうはいかないでしょう。

 教職員の負担や児童の休み時間が減るなど大きな問題が裏に出てきます。

番組を見た市民が怒った理由は、これだけでなく、國定市長日記で NHKあさイチを次のようにPRしていたからでした。NHKの番組企画・編集に当たって國定市長が大きく関与していたことを臭わせます。

 「またまた、本格的な雪になりましたね… さて… 明日、NHK朝の人気情報番組“あさイチに三条市が登場しますっ! 何でも、取り上げる地域の面白ネタを取り上げるコーナーだそうですが、そのタイトルがなんと“和包丁の世界&牛乳は給食に必要?ですって! それぞれ際立った特徴のあるネタであることは自信を持って太鼓判を押しますが、でも、組み合わせが美しいかと言われれば、ちょっと… だって、包丁と給食ですよ!? まぁ、天下のNHKさんですっ! 見事なストーリーで、この一見何の脈絡もない2つのテーマをうまく結びつけてくださるのでしょうねっ! NHKさんの卓越した編集を期待しておりますっ! というわけで、皆さんもご覧くださいませ。(平成28年2月17日)放送前日引用posted by 国定勇人

 

 三条市の教育を良くする会では、NHK報道局並びにNHK あさイチ 「JAPA-NAVI 新潟・三条市」担当部署に抗議状を出しました。以下、抗議文です。

 先日放送された番組の「給食に牛乳は必要か!?」について、NHKの番組編集の在り方について、多くの三条市民から疑問や抗議の声が当会に届いております。NHKにも直接抗議の電話等が行ったのではないかと思います。三条市は、日本を代表する金属製品の産地であり、「和包丁」や金属加工の際に出てくる「端材」から誕生した商品の紹介,サバサラなどの「おもしろネタ」の紹介につきましては、なんら異存はありません。しかし、給食と牛乳の問題は「おもしろネタ」どころではなく、三条市では市長や教育委員会の方針にPTA,校長会、子ども議会、市議会などで大きな反対の声があがり、政治問題に発展したものです。全国的にも論議を呼んだことは周知のことと思います。

 昨年10月、当会が出版した「まやかしの教育」~三条市の小中一貫教育と小中一体校~には、この牛乳論争の経緯について述べています。参考までに当該ページのコピー並びに本書の概要が分かる資料を同封します。

 

 

ちらしまやかしの教育より一部引用

 学校給食を教育と考えない牛乳騒動

「学校給食から牛乳は廃止する」との國定市長の発言は日本全国、広く世界までその無謀ぶりが発信されました。子供たちの健全な育成は、身体の健康で支えられていることを知らないのです。「人間の形成」を失した國定市長の暴言です。これで小中一貫教育を推進しようというのです。「教育でない狂育」が推進されているのです。

「牛乳は和食に合わない。アンケートはしない」との國定市長の言葉と顔色を気にしながら、市教委は「給食は食育の観点から教委の責任で提供している。アンケートには適さない事項」との答弁を繰り返しました。給食運営委員会の委員である校長やPTA代表の声を聞かない教育委員会の姿勢でした。

冬場の4か月間、牛乳を試験的に停止し、カルシュームを補うために煮干粉の味噌汁を出すなど工夫したというのですが、その粉がお椀に残る、飲み込めないなどから給食時間中に水道の蛇口に走る子供も出てくる事態となりました。ついに家から水筒を持参してもよいということにしました。冬場の登下校に水筒をぶら下げる子供たちの姿は異様でした。

(1)正式決定の前にあたかも決定したかのような報道

しかし、さらに理解できない事態に発展しました。平成27年6月30日。三条市給食運営委員会が開催され、その意見を踏まえて臨時の教育委員会で9月からの給食の牛乳をどうするか決定することになっていました。

ところが、NHKはじめ民放各社、新聞各社も含め前日に三条市教育委員会の案が報道されたのです。特に、NHKは「三条市教育委員会は給食から牛乳を外す方針を固めた」と、あたかも決定したかのごとき印象を与え、市民を驚かせたばかりか反発を招きました。

市議会では長橋市議が緊急質問をして「リークではないか」と質すと國定市長は、マスコミが勝手に察知して報道したと日本国憲法を持ち出し「報道規制は許されない『表現の自由などと』まことに見苦しい言い訳をしました。

必死に非公開を目論んでいた市民満足度調査の記述式アンケートにおける市政批判、学校給食から牛乳を外すことへの批判を、長橋市議の追求により、公表せざるを得なかったことも市民の不信感を増大させました。 

(2)学校現場を混乱させ、全国の物笑いになった「ドリンクタイム」

6月30日の給食運営委員会は報道機関各社が取材するなか、多くの市民が傍聴に駆けつけました。

牛乳を給食と切り離して、20分休みか終学活に飲ませる「ドリンクタイム」を設定するという市教委の案は、給食運営委員の校長や、保護者から反対の声が上がりました。こんなことをされたら、子供の休み時間が奪われ、教職員の休息・休憩時間も保証されません。学校の一日の時間帯で「ドリンクタイム」を位置づけることは、三条市は過去にも試行したのですが、学校運営上無理があって廃止した経緯もあるのです。

しかし、市教委としては不本意なことと思われますが、給食直後の「ドリンクタイム」ということも認めるという形で、あくまでも給食と牛乳を切り離すという「玉虫色」の決着がなされたのです。

9月から本格的に導入されたドリンクタイムは、テレビ報道で物議をかもしました。

ただ1校を除き、すべての学校が給食直後のドリンクタイムを設定しました。目の前に置かれていて食べ終わるまで「牛乳おあずけ」のテレビ報道に「人権問題」という声も聞こえました。三条の牛乳問題について、「これは、合うとか合わないとか、好きだとか嫌いだとか、そんな問題ではなく、給食における牛乳は飲まなくちゃいけないもの、飲ませなくちゃいけないもの」と厳しく指摘する意見もありました。「ごちそうさま」と言った子供から牛乳を飲み始める姿は、またもや三条市の恥を全国にさらす結果となりました。

(3)子ども議会での叫び 一体校と牛乳廃止をやめて! 給食運営委員会

牛乳を飲みたい  

ご飯だけでなくパンや麺も食べたい・・・・必死に訴えた子供たちに上から目線

 子ども議会で5人の児童・生徒が「牛乳をやめないで!」と切実に訴えました。

市長にとって好ましくない質問者には上から目線で否定し、自分の価値観を押し付け、子どもを教え諭すと言わんばかりの答弁でした。

以上が、まやかしの教育に述べている事実です。NHKへの抗議は、まだまだ続きます。

NHKの報道姿勢は電波法違反!の恐れ

現在、高市総務相が発言した政治的公平を欠く番組を放送する放送局に対する「電波停止発言」が大きな問題になっています。

その是非はともかく、放送法第4条では、番組編集に当たって「政治的公平」「事実を曲げない」「意見が対立する問題は多角的に論点を明らかにすること」などが規定されています。

しかし、今回のあさイチの取材、報道は、まさに放送法の規定に反する危惧がある番組編集ではないかと強く抗議するものです。

以下、問題点を述べます。

  1. 政治問題になった給食と牛乳の問題を、なぜ、わざわざ、この番組の中に取り込んだのか?その経緯に違和感を覚えます。 もちろん、NHKも國定市長も認めないとは思いますが、下記の三条市長日記からも容易に推察されます。
  2. リポーターの渡邊 徹が「突然でございますが・・・・ごはんと牛乳が合うのか否かが問題になっています・・・・」まさに突然、三条市の給食と牛乳がこのコーナーで出てきたのです。これは三条市、特に國定市長の強い意向が反映された編集になっていることを否定できないものです。
  3. 「ごはんに牛乳が合わない」などという声がたくさん上がったというNHKの報道内容は根拠がないものです。國定市長が主導し、反対の声にとうとう牛乳の廃止を強行できず、市長の振り上げたこぶしの落としどころが「ドリンクタイム」という全国に恥をさらした奇策となったのです。
  4. 意見が対立する問題は多角的に論点を明らかにすることと放送法に規定されています。しかし、5時間目が始まる前にドリンクタイムを設定したのは長沢小学校ただ1校だけです。他の小中学校は全て、給食時に牛乳もトレーに置き、ごちそうさまと同時に飲むという、何とも不自然な苦肉の策ともいうべきドリンクタイムです。ドリンクタイムは学校運営上、また、子供たちの給食指導上大きな問題があります。この1校以外の学校の実態や問題点も取材し報道するように要望いたします。
  5. 市教委に紹介されたというその1校のみを取材し、それをもって、ドリンクタイムが好評!!効果ありと簡単に結論付けて報道したことは大問題です。         

NHKは、公共放送です。特に、番組の企画・編集にあたりましては、行政の提案や情報をうのみにすることなくきちんと取材し、公正公平な番組作りをされますよう切にお願いするものであります。

 

市民の声を代表し、抗議を文書にてお伝えします。NHKとしてのご見解を文書にていただければ幸いです。

以上

さてNHKの見解は?

NHKにこのような番組を報道させたその背景

市長、教育委員会に経緯を質していく必要があります。